台風一過

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九十九里浜日記

2013年10月17日

台風26号が太平洋岸をかすめて行った。
10年に1度の暴風雨台風ということで大いに荒れた。
九十九里浜はどうだったかと見回りにやって来た。
東金から下り出した道中両脇の田んぼはかなりの水がまだ溜っている。
少し低い畑もまだ水がはけていない。
畑には、丹精に落花生のボッチができているところもあり、秋を感じさせてくれる。

我が屋はお陰様で無事だった。もしかすると少しは床下浸水していたかも知れない。
まだ、庭はぬかっている。
1ヶ月放っておくと、庭には草が生え放題だ。
水仙の芽があちこち負けじとつんつん出ている。
辺りに吹き溜っている枯れ枝やちぎれた緑の葉などを整理していると、近くのお年寄りが自転車で通り、「掃除がたいへんだね」と声をかけてくれる。「たいへんでしたね」と言うと、「雨よりも風がすごかったよ」と。
海鳴りは凄くしている。まだ大分時化ているようだ。
家中の窓を開けて、さらっとした空気に入れ替える。
台風一過の晴天とまではいかないが、これでよしとしよう。

仏壇にお昼のおにぎり、味噌汁、鰤の煮付け、野菜の炊き合わせ、リンゴと梨、茹で落花生を供えて、手を合わせる。
留守番有り難うございます、と。
  

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