10月31日は母の祥月命日。久々の秋空晴天の中、お墓参りも清々しい。あれから20年強も経った。母の衣服にたまに袖を通して懐かしんでいる。
九十九里町はコロナ感染者2名で収まっているので千葉市からウィルスを運んでしまってはいけないと、恐る恐る人との接触は避けている。だからお坊さんにも会わない。
お墓には従妹が植えてくれた水仙の芽がでている。
家には菊やサルビアの花が咲いている。
手作りの野菜の煮つけや蒸かし芋、御結び、そしてリンゴやブドウなどの果物を仏壇に供えて、お相伴に預かる。
青空の下、庭の掃除、伸びた木枝の剪定、草取りや花たちに添木をしたりして、あっという間に穏やかな日がすぎていく。田舎の秋は長閑で気持ちも透き通ってくる。いいものだ。
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