開墾

 実は、庭仕事なんてしゃれたもの、ではない。

 九十九里町の実家を別荘がわりに使おうとは思っているのだが、皆なかなか行けないでいた。梅雨のこの時期は、竹が生え放題でその内に畳から出てくるのではとおそれていた。

 甥たちが見かねて、今日、ユンボやチェーンソー、草刈り機を運んでくれて、一日、深い溝を掘ったり、竹の根を掘っくり反したりしてくれた。

 今、竹薮で村が覆われ尽くしてしまったなど、竹の被害が各地で起きていると聞く。竹の根はそれはもの凄い生命力で張っているのだ。

 ほんの少し耕しただけで、もの凄い量の竹の根が掘り起こされた。

 少しはすっきりしたが、まだ何回か重労働をやらなければ、野菜を植えたり、草花を楽しんだりの優雅な庭仕事はできない。

 それでも、土いじりは楽しいものだ。大汗をかいて心身が生き返ったようだ。

 この夏がおおいに楽しみだ。

(2004.06.27) → 続・開墾(2004.07.04)

[庭仕事][日記]

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