姉が運転してくれて、通院。
ギブスを小型のチェーンソーのようなもので2つに切って、レントゲン写真を撮る。ギブスを外されると全く頼りない。腕は細くなっている。
まだ骨がついていない。先生曰く「赤ん坊や小学生なら2週間でつきますが、…」
この歳ではだめということ! 骨折の翌日看てくれた医師が、「ギブス50日だね」といったことが分かった。私の歳をみたのだ。
腫れが引いてぶかぶかになっていたので、新しくギブスを巻き直す。
指は出来るだけ動かして使えるようにリハビリを始める。「していけないことは重いものを持つことだけ」といわれる。
カルシウムを摂ろうと、カルシウム強化の牛乳、ヤクルト・ジョワ、骨ごと食べられる小魚をよく食べるようにする。煮干は小皿に出して、おやつがわりにぼりぼりつまむ。
締め切り間際の原稿が一本あり、左手でポツポツとパソコンと挌闘。でも文句はいえない。パソコンがなかったら書けないのだから。
小太郎(柴犬)が遊ぼうとして、ギブスにかぶりついてくる。「これは痛いの」といくら教えてもだめ。がぶっとかぶりついて何だか確かめている。垢の臭いが気になるらしく、やたらに鼻を突っ込んで、綿のような部分をひっぱり出そうとする。元気腕白お茶目で、とにかく愛くるしい。
2003年12月03日(水)
[骨折闘病記][日記]