右手の手のひらを平らについて、その上から左手でしっかり押さえて、右肘を伸ばして腕をまっすぐに立てる。手首のリハビリである。贔屓目に見て、85度は曲がるようだ。まずまずである。
年明け頃から気づいていたのだが、リハビリをしながらしげしげと見てみると、骨折した部分から先の手が、つまり手首から手の甲にかけて、確かに少し毛深くなっている。どうしてなのか医師にも分からないとのこと。ただよくあることのようだ。不思議な手だ。ラファエロの描く聖母の御手になってみたり、狼女の手になってみたり。
2004年01月14日(水)
[骨折闘病記][日記]