今年も無花果がたくさん採れた。
所用で千葉市の家に行った際、いっせいに赤く熟れていた。
お隣には、ちょっとでも真ん中が赤く色づいてくると鳥が知っていて直ぐに突いてしまうので、負けずに採ってくださいねと話しておいたのだが。やはり遠慮があって、隣りのものを採ることはなかなかできないものだ。
大振りの陶器の籠(バラの花が飾りで付けられ、とっては縄編みのイタリア製のお気に入り)に2杯も採れた。
で、九十九里にもってきてホウロウの大鍋でジャムに、というより砂糖煮かな、にした。
無花果はもともと甘いから砂糖はほどほどに。むしろ蜂蜜が主。
そして直ぐに柔らかくなるから、ジャム作りとしては簡単。
これを、無花果を半分にした型のガラスの器でいただく。最高!
この器は亡母のコレクションの一つ。
自家製のジャムを食べ慣れていると、市販のジャムの甘すぎるのに驚く。素材の風味が消えて、強烈に甘くみんな同じ味のような気がする。
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