今日は迎え盆。
仏様をお迎えにお墓にゆく。
仏壇には供え物をたくさん並べ、迎え団子を作って。
いつものスイカや梨、葡萄、さまざまの野菜。そして今年は鹿児島の知人から届いた指宿のマンゴーも供えましょう。
庭の盆灯籠に明かりを入れて。
………
軽井沢ドライブその3
8月6日(水)
午前はル・ヴァン美術館へ。
長倉にある。
文化学院創設者の西村伊作が設計した創設当時の校舎を再現したもの。
英国コッテージ風で、庭園も英国風で、素敵な美術館だ。
こうした知識人・文化人が、昔の軽井沢をこよなく愛し、住まいの新しい形を求めて邑をつくってきたのだ。
西村の絵や陶芸品、軽井沢の邑を一緒に創ってきた人々のスケッチや地図などなとが展示されている。
西村伊作は、大正デモクラシー期を代表する文化人の一人。世界人を目指し、戦争を嫌い、子供たちも海外に出す。
その我が子たちの教育を納得してできるように、与謝野寛・晶子夫妻らの強力な協力のもと文化学院を創った。
ご一緒した大先輩は大正デモクラシーを研究中。西村を初めて知った私も、彼の世界人的世界に関心を寄せた。
彼の備忘録『われ思う』をミュージアム・ショップで早速入手。西村独特のしかも当たり前の常識(わたしにとって)が、講義用にか広告の裏などにメモされていたのが多量に発見され、長男が一冊の本に纏めたものだ。興味深く納得しきりに読んでいる。大正時代にこんなこと言えるとは凄い。
昼食はホテル鹿島の森で。
ホテルの脇を流れる小川に架かる橋。
敷地内の湧き水を明治天皇が御飲用されたことから「御膳水」と呼ばれる。
このホテルの緑豊かな庭や木々を愛でながらレストラン特等席でのんびりといただく。
これから千葉まで帰るので、ゆっくりもしておられない。
2時30分には軽井沢を発った。
東京を通過するのは至難の業。2時間程もかかり、湾岸線に出ればすいすい。
千葉到着は7時だった。
素晴らしい軽井沢ドライブも無事終わり。
また是非行きたいな。まだまだ行って見たいところがたくさんある。
お世話になりました。
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