どうしても堪らずに、仏様に朝ご飯を供えて、庭に草むしりに出た!
朝7時、既に、太陽はかんかん照り。しかし、風は涼しいので、木陰だと冷たいくらい。
これだから田舎の戸外の仕事は嬉しいのだ。多分、私は根っからの田舎人。
隣近所や小学生時代の旧友は、待っていてくれる。
こんな私を、昔からの仕事仲間や友人たちは知らなくて、小綺麗なマンションにでも冷房を効かせて住んでいるものと思い込んでいたものだ。今ではわたしの夏のロングバケーションは有名だが。
知人が東金の新千葉カントリーに来るという。この酷暑の中、ゴルフとは流石だ。
日頃から気持ちよくフットワークよろしく町内の世話人を務めている人望の篤い人。
たしか私の1歳年上の人。
彼がゴルフならば、わたしは負けじと庭仕事に精を出した次第。
草や竹はまたもや伸び放題。5月末に町のシルバーさんが草刈りをしてくれても、根こそぎ抜く訳ではないので、梅雨を経てまた大きくほきてくるのだ。
今、花は残っていない。辛うじて金魚草が咲いている程度。
紫陽花が数輪まだ紫色をしている。
残りは茶緑色に変色している。
蝉の抜け殻はいたるところにある。
小さな蛇がちょろっと逃げた。青いトカゲがすっと消えた。
蝶は、大振りの紋黒蝶や青揚羽などが飛び交っている。
蝉の鳴き声や藪鶯の鳴き声を聞きながらの野良仕事は最高だ。
贅沢な夏休みを過ごさせてもらっている。
意識がなくなり熱中症に罹ってからでは遅いので、楽しいうちに引き上げることとした。
別棟の開けっ放しの風呂場でシャワーを浴びて、近所からもらったもぎたてのトマトをがぶり。甘露甘露じゃ。
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