水打ちをしていると、生垣を比較的大きな蛇が横切って行った。蛇もこの暑さにたまりかねているのか。一瞬ぞっとしたが、こちらが悪さをしなければあちらも悪さはしないだろうて。何時だったか見た小さな蛇が大きくなったのかな。
暫し観察していると、近所の旦那さんが、おいでおいでと手招きをしている。夜空を眺めるのが楽しみで夜庭に出るのだが…、と話すと、夜は蛇だって寝てるでしょうよ、と涼しい顔。最接近と話題になった火星は、まだ南南東というか夜空に輝いている。もう6時には日没。直ぐに真っ暗になる。
それで、おいでおいでについていくと、今もらった! と、箱いっぱいの獲りたて鰯!!! 友が、魚群探知の仕事をしているという。それで分けてくれたのだと。
折角の獲りたて鰯。新鮮なうちに食しようと、8尾もらって、塩焼き、煮つけと、味わい尽くした。彼は先ず刺身で食べると言っていた。ニンニク醤油につけて、こりこりとしてこれも美味しいものだ。獲りたてだから鱗がまだびっしり付いている。身は棒のように固い。
地元ならではの大御馳走に満足。有難い。
そういえば、今年はサンマも豊漁だそうな。
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