「歳とってくると、眠るにもエネルギーが要るとみえてそんなに長く眠れない。5時間も眠れば目が覚めてしまう」と、ある友人が話していたのが印象深い。
彼は小さいながら自分の会社を切り盛りして、激務をこなす社長職にある。
昨夜は久々に11時少し前に就眠できた。そして、今朝は4時に、ぐっすりとたくさん眠ったとの満足感で、とても爽やかな目覚めだった。
疲れが解消した気分だ。
夢ばかり見ながら、だらだら8時間9時間と無理に眠ってみても、ぐったりと疲れが余計重なった気分になる時もある。こういう時は、8時間9時間と、眠るためにエネルギーを使っているのでくたびれてしまうのかな。
睡眠は、時間もさることながら質によるようである。
日中、精一杯身体を動かし、心身ともに活躍しているひとは、寝つきもいいようで、ぐっすり眠って体力を回復しているようだ。
観劇、会議、講義を聞く、ミーティング、車に乗って、などの際、かならずぐっすり寝込む人をしっているが、これはちと病気なのではないかしら。
一方、不眠症に悩んでいる友人がいるので、彼女のことは気がかりだ。
私はといえば、眠るのが余り上手とは言えず、寝つきも悪いのであるが、まあ、冒頭あげた友人の言を参考に、眠れない時は観念して5時間くらいは横になっていて、あとは無理に眠ろうとはしないことにしている。
そして、出来る時は昼寝をせいぜい30分くらい。
これを余り長くすると、また夜が眠れなくなるだろう。
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