新米

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スローライフ日誌

2006年10月02日

亡母の実家から、毎年新米が届く。
南房総市千倉町川戸が実家。
叔父の達筆は母の自慢であった。
今年も、その叔父の筆跡で新米の荷に、我が住所が書かれている。
叔父も90歳を超えたであろう。
叔父の元気な筆が見られ、叔父や叔母や従兄弟の元気な声が聞けて、新米は勿論のこと、この時期のたいへん嬉しい頂きものである。
有り難いことだ。

過日、こちらは長野県飯田市の知人の家に寄った。
こちらでも、「今日初めて家の新米を炊いたの」と、神棚や仏様にお供えしてからわたしもご相伴にあづかった。
「家のお米はとても美味しいのよ」と、ご自慢のご飯を食べる知人の誇らしげな満足げな、こころ豊かな表情に、こちらまでこころ暖かくなった。
ご馳走様。

お米は、日本人のこころを宿している。

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