高原会

スローライフ日誌

2006年10月03日

過日、長野県飯田市まで車で出かけた。
「高原会」出席のためである。

高原会とは、終の棲家を飯田市にされておられた今は亡き高原富安さん須美子さんご夫妻の名を冠したもので、月一回程度はこの飯田の家に来ている一人娘のお嬢さんを中心に、ご夫妻を偲びつつ飯田市近辺の文化人や経済人が集う会にしようと、年一回開催することになった。

山の上のお寺に、高原家のお墓参りをした。
道中の景色には惚れ惚れした。
これぞ「美しい日本」といった風景だ。
遠くに南アルプスが聳え、眼下には伊那谷が一面に広がり、田んぼには刈り取った稲が整然とおだに掛けられ、りんご畑が色付き、梨や柿がたわわに実をつけ、コスモス、彼岸花など秋の花が咲き乱れている。
この景色が気に入り、お墓をここに建てて欲しいとの高原ご夫妻の言い残しだったようだ。

千葉市から飯田市まで310km。
飯田のお土産をたくさん頂いて、片道およそ5時間のスローなドライブも楽しんだ。

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