浅草散策

スローライフ日誌

2009年11月03日

11月3日は「文化の日」ですね、たしか。
そこで、昨日、女優の光本幸子さんに誘われて、恒例の劇団若獅子による文化庁芸術祭参加公演の「籠釣瓶(かごつるべ)・吉原百人斬り」観劇に、浅草公会堂に出かけた。
歌舞伎にもある村正の妖刀籠釣瓶にまつわる話し。
座長の笠原章さんいつもの大活躍。参加の光本幸子さん常連の美しさ。淡路恵子さんは初めてだったが、枯れてお茶目で粋な姿を披露。たいへんにいい芝居だった。

久々の浅草。
姉と連れだって散策。
雷門界隈から浅草寺に入ってまでも、平日昼間というのに大賑わい。
外国人観光客の数も半端でない。

雷門の前で、往きに、人力車の鯔背なお姉さんに声を掛けられ、帰りに今度はお兄さんにまた声をかけられた!!
どう見てもお上りさんの観光客にしか見えないんだねと可笑しくなった。
人力車が何台も連なり、これが大繁盛なのである。

仲見世通りを散策しながら、観劇の前に伝法院通りでしっかり腹ごしらえをした。
この通りのお店の屋根の上には確か「白波五人男」の大きな人形が今にも動き出しそうに設えてある。
そして、道路のど真ん中にも!

芝居がはねてから、ゆっくりと浅草寺にお参り。
浅草寺のお参りも観光客で混雑していました。

仲見世を通っていると、真っ白なよく躾けられている大きな犬2匹に遭遇。
秋田犬とシェパード。大きい!　2歳と5歳だそうでエルちゃんという名。
これも大人気で犬もなれたもの。飼い主さんのご自慢のようだ。「どうぞ触ってやってください」と。

帰り際に、「神谷バー」を発見。
喉も渇いていたので入って、コーヒーとグレープフルーツジュース、そして勿論「ハチブドー酒」を所望。
「電気ブラン」も有名だ。

もう日も暮れ始めました。
秋の日暮れは早いこと。
こころ持ちのいい一日でした。はい。

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