2日、元職場の大先輩井上琢郎氏の主宰するオペラ・オペレッタクラブの新緑例会が東京神保町の学士会館で開かれた。
前日はNHKBSハイビジョンで、ベルリン・フィルの恒例ヨーロッパ演奏会が今年はオクスフォード大学で開かれたのの同時中継を観ていたので、何となく翌日のオぺラ・オペレッタクラブも楽しみにしていた。
私は思わぬ急用でたいへんに遅刻し、美味しいランチにはありつけなかったが、それでも井上氏のおこころ使いを頂き、よいコンサートを楽しませて頂いた。
「谷茂樹・山口道子コンサート」ということで、日本の歌、歌曲、オペラのアリアなどなど、2時間強を歌い、最後は会場全員で「ウィーン我が夢の町」を合唱した。皆さんコーラスは舞台慣れしているメンバーの面々で、即興も素晴らしくハーモニーしていた。(私はこの歌は知らないので聴くのみ)
谷先生の奥方は九十九里の大網白里町出身だそうで、そのためかプログラムの中に平井康三朗作曲「九十九里浜」が入っていて、谷先生が熱唱されたことでしょう。私は間に合いませんでした。残念至極。
ゴールデン・ウィークを、空いた都心の上質なコンサートで過ごせたなんて、大人の心静かな一時を味わいました。
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