オペラ・トゥーランドット鑑賞

スローライフ日誌

2010年11月17日

昨日は渋谷の文化村オーチャードホールでオペラ・トゥーランドットを鑑賞した。
演ずるはウクライナ国立歌劇場。総勢250名が引っ越してきた公演。管弦楽団、合唱団、バレエ団全てがウクライナ国立歌劇団。

オペラ「トゥーランドット」は、ご存じプッチーニ作曲の北京を舞台にしたアラビアンナイトからヒントを得た作品。
トゥーランドット姫が出す3つの問いに、答えられなければ打ち首、全て答えられれば姫が嫁ぐというもの。
これまで多くの異国の王子たちが首を刎ねられている。
氷のような姫。

かつてのダッタン国王子カラフが熱情で果敢に挑戦、勝ち取る。
このカラフが挑戦するときに歌う歌に　゛わたしは必ず勝つ゛という歌詞があるため、スケートやその他の競技の時に使われる曲だ。

「みんな今夜は寝てはならぬ」という曲はお馴染みの曲。
私の耳に残るのは、中国の地方民謡だといわれているが日本の童謡「夕焼け」の　゛やーまのお寺の鐘が鳴るー゛にそっくりなメロディーが繰り返しでてくること。

オーケストラ・ピットもよく見えるS席2階の舞台に向かってやや左側で観ていたのだが、ここは音響が素晴らしくいいというか音がバカデカ過ぎて、クライマックスにでもなったりすると鼓膜が破れんばかり!
こんなことは初めてで、これには珍しく閉口した。

鑑賞後は、ご一緒した友人たちと東急百貨店上階レストラン街にある「天一」でてんぷらを食べながらおしゃべり三昧。
一方は住まいのマンションをリフォーム中で現在ウィークリーマンション住まい。食生活が貧弱でまいっているとばかりに特製天丼をぱくぱく。
もう一方は風邪を引いて40度の熱を出し、1合のお米で炊いたお粥を6食食べていたきりだと、食欲も湧いてきててんぷら膳をぱくぱく。
わたしは少しはダイエットしないといけないのだが、皆さんにつられて普通の天丼をぱくり。
いい女は食にもどん欲ですねー。いいですねー。
いいものを聴いて、いいものを食べて、いいお話をたくさんして、素晴らしい一日でした。　

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