利尻・礼文への旅 その2

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スローライフ日誌

2014年09月24日

午前中は利尻島

利尻島は火山の噴火でできた島。1721mの利尻山(利尻富士)を真ん中にしてほぼ円形に広がっている。
利尻とは、アイヌ語のリー・シリ。高い島という意。

生憎の雨。
なにやら南の屋久島に行った時のことを思い出すような雨。

宿の窓からペシ岬(大きな崖の意)が見える。

そして、島に一つあるコンビニ

昨日、稚内からフェリーでオスットマリ港に着いた。
島を時計に見立てると12時の位置。宿も直ぐ側。
従って、12時のところから時計回りに海岸線に沿って半日観光を始める。

8:30出発。
1時のところに姫沼あり。
姫沼を歩いて一周。15分程度。森林浴には最高である。
熊や蛇はこの島にはいない。
ヒメマスを養殖していたことから名付けたが今はいない。姫がいるわけではない。


別に臨月ではない。濡れないようにバックをレインコートの中でかけているのです。
このコート、乗馬用コートでなにかと重宝している。

ナナカマドの大木。

エゾマツトドマツの大木はあまりにも高く目線の高さしか撮れない。

エゾマツ 枝が下がっている。

トドマツは枝が天まで届けとばかりに上に向いている。

晴れていれば利尻富士が水面に映るそうだ。
今は頭が雲の帽子を被っている。

姫沼への吊り橋。



道中、車窓から赤い鳥居白い鳥居がたくさん目に入る。いろいろと祈願した先人のこころが伝わってくる。

今度は5時に位置する オタトマリ湖。砂浜のある入り江の意。

土産物やでホタテのバター焼きやムラサキウニの軍艦巻を摘まんだ。美味しいのなんのって!
しばらくすると! 何と! 利尻富士が天辺まで見えてきた!
これは雨の賜物だとの説明。晴れていたりすると水蒸気が上がって雲がかかりやすくなるのだとか。

 

6時の位置、南端に位置する仙法志御崎公園
利尻富士から流れ出た溶岩からなる奇岩が連なる。
山は、天辺から裾野まで見事に姿を現わしている。

 

8時の位置の、波打ち際に見える奇岩の数々。
これは熊岩といわれる。利尻には熊はこれだけしかいない!
ほかには人面岩といってアイヌの男の人の横顔にそっくりな岩もあった。

 

さて、9時の位置にある沓形(クツカンタ 岩の多いその上のところの意)に着き、そこから11:30のフェリーで礼文島に行く。

 

礼文は、レブン・シリというアイヌ語で沖の島の意
利尻島の北にある。
フェリーで30分程度。香深(カフカ)港に着く。礼文の南端。
礼文島は蟹の爪のような形で北に延びている。
広い道路は東側にしか通っていない。
先般の豪雨での崖崩れでまだ道路が塞がれているところがあり、行程は一部変更になった。
サイクリングロードはいろいろと整備されている。

先ずは東側の北端にある金田ノ岬まで行き、漁業組合経営の新鮮な魚介類の昼食をとる。
そして、お奨めホッケの燻製「ホッケクン」、鮭と昆布をミルフィーユ風にしたもの、昆布などなど土産をゲット。


西側に回り、澄海岬(スカイ)へ。

澄海岬に抱かれた湾。青くどこまでも澄んでいる!

手前の港。

 

西側の北端、スコトン岬
展望台と対岸のトド島
遠くにサハリンが見えることもある。



礼文島は花の浮島とも言われ、4月から8月までは300種以上の可憐な花々が咲く。
今回は9月半ばで殆ど終わっていた。
ただ、花の季節は大行列で身動きが出来ないくらいだそうだ。

 

漁業組合のウニ剥き体験などをして、入ってきた香深港に近い宿に着く。
夕餉は、自慢の海鮮料理。刺身、ウニ、イクラ、蟹などの食べ放題、といってもね、胃にも限度がありますわ。

 

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