高校時代の旧友と1年ぶりの会食が出来た。
1年前、急に鬱に襲われ、全ての職を辞任し、自宅療養していた。
1、2度、電話や葉書で接触できたが、病んでいる人をむやみに社会に引っ張り出すことは避けていた。が、心配で心配でたまらなかった。ご自身、この治癒には長期かかると医師から言われていたという。
それが、流石に彼女だ、何とか快復して、二人の会食に出てこられた。
丁度1年かかった。何年もそれで落ち込んでいる人を多く知っている。
本人が一番辛かったろう。まだまだ無理せず、ゆっくりと上手にこれからの人生と付き合っていって欲しい。これが歳を重ねるということだろうし、明日は我が身かも知れず、お互い友達として寄り添っていけたらいいな。穏やかないい友なのだ。
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