稽古始め

スローライフ日誌

2018年01月10日

太極拳の稽古始めがあった。
寒中稽古らしく、北風の向かい風が吹きすさぶ中、大昔に買ったウインタースポーツ用の分厚い羽毛コートに身を包んでいった。
中身は、ヒートテックの下着にグレーの絹の中国服っぽい太極拳の練習着で。稽古始めらしくきちんとした装いでけじめをつけたいので。
この装いが思わぬ仲間の反響をよんでうれしくなった。いいわねー。よく似合うわー。素敵、絹ねー。先生になって教えてもらおうー。どこで買ったのー。これが正装なのー。などなど。
前の教室では当たり前だったが、教室が変わってから初めて年始だったのだ。
正月のお節、餅太りで鈍っていた心身にしっかりと刺激を銜えられた。

休憩中、大師範がみなさんは喉は大丈夫でしたか?と、問われた。80歳代、男性。
3日前に知り合いから、焼き鳥屋で隣で食していた伴が焼き鳥を喉に詰まらせて死んだのを目の当たりにしたと聞き、今度は2日前にご自分が烏賊を食べていたがなかなか噛み切れず呑み込みに詰まらせて苦心したという事だ。
餅を喉に詰まらせるとはよく聞く話で、要注意だ。
皆それなりの年配者、暫くは健康談義に花が咲いた。80歳になったという女性はヨーグルトがなかなか飲めないと話していた。この人は、味のあるいい演舞をする。
私は、起き抜けに歯磨きの後、コップ一杯の水を飲むことにしている。そしてそれが食道を通り胃に届く事を意識するようにしている。

今年も弛まず無理せず気持ちよく太極拳で体調を整えていこうっと。

　

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