過日の高校同期会で会った友人が、我が家を訪ねてくれた。
2年生の時同じクラスで、他の女性2人と4人、何をするにも一緒の仲だった。
彼女の結婚式に出席して以来の再会だから、多分30年振り!
お互い、ちっとも変わっていず、すぐに30年前にタイムスリップ。
私はそんなワルだったとは、ちっとも記憶にない。
若いおとなしい先生の物理の時間に、4人で何の手紙だかこっそり廻し、くすくす笑っていて、先生が怒ってしまい、突然テストをされて、われわれ聞いていないバカどもは、できなかったとの、彼女の記憶。
「それで私たち謝ったの」と聞くと、謝らなかったとのこと。
彼女は、中学の数学の教師をしていた。
「あなたの生徒にそんな不届き者がいた?」と聞くと、幸いいなかったと言う。
大笑いになったが、そんなワルだったはずがないのに…。
だって、確か、密かに私はその先生に憧れていたはずだもの。
「えっ、そんなの知らなかった!」と彼女。
その友は、親の介護のために退職したらしい。
今は、若い頃からの趣味で続けている短歌の研究で、大学院に通い、修士論文を作成中だとか。
素晴らしいスローライフである。
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