日光にお参りする前に、名湯・湯西川温泉まで行って、日頃の疲れを癒す。ゆったりが基本の旅。
11時08分東京発の新幹線なすので宇都宮12時05分着。
そこから日光方面にバスの旅。
先ずは霧降高原
キスゲ平で季節の花を鑑賞。名前の霧降だけあって小雨が降ったり止んだり。
この階段を延々と上る。
私は、濡れた木の階段で滑って転んでは大変と、大事をとってバリアフリー区域で満足。辺り一面本場のニッコウキスゲが満開!
下界を見下ろす。気持ちいい事!
本場ものニッコウキスゲ!!
オオナルコユリ。
湯西川へ
伊香保温泉や鬼怒川温泉を通って。そして、福島県の近くまで。南会津まで30kmとかの標識を見たかな? 有名な温泉地が連なっているのだ。
かつては温泉など関心があまりなかったが、寄る年波でたいへんに興味深い!?
湯西川温泉着
先ずは西川湯の水の郷で大つり橋と観光センター。
かなり揺れるし、行って来るだけのようなので、下を見るのは怖いし、私は半分で引き返した。
川の名前、なんだったかな。ともかくかなりの秘境で山の木々の深い緑と川の急流で、気持ちも洗われる。
観光センター。客がこないので閉めていると。何とも長閑でいいっ。
そして、すぐ近くの湯西川温泉の宿、「花と華」着。
この辺りは、平家の隠れ家だったそうだ。
お湯の神様を祀っている。
宿の「花と華」
この長屋門を大型観光バスが入る。
翌早朝、広い庭を散歩すると、小雨か霧か清々しい空気とともに顔に触れる。庭を掃いていた人が、「夜露が落ちてくるのですよ」と。最高の森林浴だ。
前にある味噌造り館。
庭の脇を渓谷。
ロビー
ゆっくりと広々としている宿。
温泉場も大小さまざまで、今回も朝晩と2回入ってのんびりとした。
夕食は炉端焼きが名物。私の炉端にしっかりと和服を着た年配の女性がお酌に寄ってくれた。後で女将の挨拶の時に彼女だと知った。説明によると平家筋の子孫で宿は600年の歴史があると。
秘境に行くと悠久の日本の佇まいはまだまだ残っている。自然の豊かさと共に。
いいものだ。
女将のすすめで地酒の「花と華」を2合飲んでいい心持ちに浸った。
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