コート・ダジュール(紺碧海岸)地方
ニース
一泊しただけで次の目的地に海岸通りに沿って向かう。
モナコなどへはまた次に来よう。
イギリス人の散歩道。
18世紀より暖かい地中海に憧れる裕福なイギリス人達が利用した浜辺。この遊歩道整備のために多くのイギリス人が寄付したことから銘々。
フランスの日の出は遅い。
8時55分になると登ってくる。
この海岸通りに、アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットとの子を出産して、パパラッチの目を逃れ暮らしていた水色の産院ビルがある。
豪華なカジノもある。
豪華な街だ。
天下の保養地だもの当然。
次回ゆっくりとまいりましょう。
3時間のドライブで、175km先の、プロバンスへ。
プロバンス地方
プロバンスとは、ローマの属州という意。
カエサルは、この辺りまでも平定した。フランスはガリアと呼ばれ、カエサルの著『ガリア戦記』に詳しく書かれている。
エクス・アン・プロパンス
古代ローマ時代に築かれた街。
画家セザンヌの生まれ住んだ街。
セザンヌが愛し度々描いた山。
何という名だったかな。忘れました。思いついたら更新します。
セザンヌのアトリエ
入り口
木立に囲まれたアトリエ。
昔はここからあの山が見えたという。
デッサンに出てきそうな設え。
庭の片隅のパンジー。
アトリエ前の通り
エクス・アン・プロバンスの街中
ゴール広場にあるロトンドの噴水。
「エクス」は水をあらわすラテン語。いたるところに噴水がある。
ロトンドの噴水の側にあるセザンヌ像。
ロトンドの噴水広場からミラボー大通りへ
樹齢何百年というマロニエ(すずかけ)の古木が街路樹で、葉は落ちたがまだ鈴をつけている。
クリスマス市場の出店。
夜ともなればさぞ賑やかであろう。
クリスマスシーズンにはどこでも必ず出ている移動式の可愛いメリーゴーランド。
広場から撮ったのだから、サン・テスプリ教会か。
フランスのマックは黄色だ!
マルセイユ
昔の船旅の日本人はこのマルセイユからフランスに入っただろうし、『巌窟王』や『ああ、無情』にはマルセイユが出てくるし、フランス第二の都市マルセイユには是非来たかった。
旧港
車窓から
細長い港に面して、正面に海洋博物館やマルセイユ歴史博物館などが立ち並ぶ。
ポール河岸。
市役所、その後ろ側に古マルセイユ博物館がある。
対岸のリヴ・ヌーヴ河岸。
国立マルセイユ劇場など並ぶ。
山の上に見えるのはノートルダム・ド・ラ・メガルド寺院。
港に入る船が最初に見るこの鐘楼。鐘楼上に燦然と輝く金色の聖母像をみて、アフリカ海路で来た人々はフランスにやってきたことをしみじみと実感する。
アルルへ
ゴッホが描いた「はね橋」のモデルにそっくりの同時代のものが移築されている。
丁度カメラの電池が切れてしまい写真が撮れなかった。
今回に限って、うっかり電池を全部トランクに入れてしまった!
旅行社から50ユーロの見舞金が支給された。
早速、アルルのホテルの近くのスーパーに行って、電池、下着など買う。
レシートは、しっかりととっておいて、後でエールフランスに賠償して貰おう。
これで、安心してカメラが使える!
そして、毎晩の洗濯も少しは暇がでるな。
(
アルル泊)
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