JALのエコノミークラス座席の窮屈なこと。
外国に行くときはだいたいその国の飛行機に乗ることが多い。座席の前の余裕は結構あるものだ。久々にJALに乗って、その狭さに驚いた。隣りの外国人男性は斜めに腰掛けざるを得ず、こちらに寄りかかってくることも多かったが、気の毒で苦情も言えなかった。
エコノミークラス症候群以前の問題だ。
ところで、旅慣れているはずのわたしは、うっかり大失態をした。
食前酒に「梅酒」があったので、それをストレートで注文した。コップ4分の3くらい注いでくれて、美味しく頂いた。
が、食事が済んで暫らくしたら、突然、脳貧血に襲われ、冷や汗だらだら、顔面蒼白(だったそうだ)、息苦しくなってしまった。
隣りに居てくれた旅仲間のリーダーが、有り難いことに緊急着陸させんばかりに心配してくれた。
彼女は急病人を見て新幹線を緊急停車させたことがあるとのことだった。
わたしは大事に至らず、しばらくして治まってきた。
実は、私は国内線でも経験があるのだ。2時間の講演をしてパーティーに出てその後飛行機に乗って帰ると、機内で脳貧血が起きるということが数回あったのだ。もう大丈夫と思っていたのだが、またきたのだ。
知り合いの医師に訊ねてみると、「ストレスや疲れ、緊張からくる一過性の貧血でしょう」とのことだった。
それと、上空の気圧とお酒の相性はよくないはずだ。
ともかくこの旅の間は、お酒はひかえた。
18:30 クアラルンプール着。
時差は−1時間なので、時差ボケなし。
20:50 クアラルンプール発、インドネシア航空での国内線に乗り継いで50分。
21:40 ペナン着。
<イースタン & オリエンタル・ホテルに到着。>
ここに2泊する。
全室スイートという、由緒あるリゾートホテルで、ここを留守にして外出するのが惜しいくらいだ。
先ず、居間。
寝室。
バスルーム。
テーブルに置かれていたウェルカム・フルーツの洋梨とチョコレートを頂いて、ゆっくり湯船に浸かって、ぐっすりと眠った。
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