8日目

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モロッコの旅

8日目 2016年04月27日(水)

一日マラケシュ観光。

マジョレル庭園(イブ・サン=ローランの庭園)

とても洒落た庭園だ。
フランス人画家で1919年にモロッコに住み着いたジャック・マジョレルが40年の月日をかけて造った庭。1980年に同じくマラケシュに別荘を持っていたイブ・サン=ローランが、お気に入りの庭園が荒れ果てしまうのを苦に買い取った。
世界中の植物をテーマ毎に区分けして植えている。が、かなりいい加減。


我らがガイドさん。



ここのブティックで思い出に、銀の、多分イブ・サン=ローランデザインのつもりで変わった指輪をゲット。

 

クトゥビアの塔

1147年に建て始められたモスクのミナレット。このミナレットは1199年に建てられた。

入り口の広場には真っ赤な派手な衣装の水売りのおじさんたちがいる。
昔はこうして水を売っていたという。


モスク内のバラの園。


裏に回ると、モスク自体は1700年代の大地震で倒壊した跡が。再建中のようだが…。


旧市街に入る。

マラケシュは赤い街と言われるほど建物が赤い。
そしてモロッコは映画ロケ地のメッカ。この旧市街は、セックス・アンド・ザ・シティーのロケでドゥバイを模して使われた。そうか、ここだったのか。


歴史あるキャラバン・サライ(隊商宿)。現在は民家として何世帯かが住んでいる。


ジャマ・エル・フナ広場

中世以来大賑わいの広場。
昔は処刑場だったとか。"目には目を"の世界、処刑は凄かったろう。
現在は、蛇使いなどの大道芸人、抜歯屋さん、事実抜いた歯をたくさん展示してあったな、ともかく大賑わい。夜ともなるともっと賑わうという。
オレンジ・ジュースの屋台が多く大繁盛。それにドライフルーツやパンやさんなどなど。
広場をかこんで、 スークが奥深く網の目のように広がり3000の店舗が軒を連ねている。
ミント・ティーや派手な結婚式衣装、バブーシュ(履き物)、皮製品、絨毯などなど。


外の広場の角。



3階のティー・サロンからの広場の眺め。
私は1時間ばかりここで見物。飽きない。皆さんは馬車に乗ったり、スークの中に戻って買い物と。
馬たちの手入れがよくなされていないようで、馬たちがかわいそうで、私は乗らなかった。


クトゥビアのミナレットを望む。


フランスが宗主国だったこともあってか、スーパーマーケットやコンビニは全く見なかったが、カール・フールだけはあった。
多くの住民はスークで買い物だと聞いた。
都会の人々の中にはカール・フールを利用する人も出てきたのか。
私はここで、土産にグレー・ワインを購入した。酒売り場は別にあり会計も別。イスラム教徒の国故酒はない。観光客などには出せる。レストランで飲んだカサブランカという瓶ビールがおいしかったな。
グレー・ワインとは葡萄の品種がグレーというのだそうだ。色はロゼなのだが。

さて、モロッコ最後の夜をゆっくり過ごしましょう。

 

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