サンクトペテルブルグ発 08:00 FV0121
モスクワ着 09:30
モスクワ空港。
空港外観とモスクワの茶メッ気たっぷりのガイド・スーさん。
スーさん退いてっー。
バスで1時間30分 セルギエフ・ポサートへ出発です。
モスクワ市街を迂回して行きます。
早速大きな煙突などが見えてきました。
地域熱供給システムです。
燃料は天然ガス。
そうだ、ロシアは天然ガスや石油をパイプラインで国中に配り廻らしていて、ロシアの言うことをきかない属州などには天然ガスや石油のパイプラインをストップしてしまい、紛争がおきましたっけね。
ロシアはもの凄い資源国であるのです。
朝の幹線道路の混み具合。
いたる所で建設が。
高架道路の建設か。
歩道橋は殆ど屋根付というか覆われています。
雪対策?
高層アパート群。
高層マンションも建設中。
セルギエフ・ポサートのトロイツエ・セルギエフ大修道院のドームが見えてきました!
セルギエフ・ポサート
モスクワから北北東70kmのところにある宗教の町。ロシアのこころの故郷と言われる。
いわゆる「黄金の環」の町の一つで、モスクワにもっとも近い町。
町の中央にトロイツエ・セルギエフ大修道院(聖セルギエフ三位一体修道院)はある。
16世紀に築かれた城壁に囲まれ、14世紀から18世紀に建てられた教会や聖堂が荘厳な調和を示している。
この修道院は、ロドネジュの聖セルギウスによって13世紀に建てられた。
彼は宗教的尊敬を受けると共に、モンゴルの支配から逃れるためにロシアの諸公のまとめ役にもなり、彼の祝福を受けたドミートリー・ドンスコイ率いるロシア軍がはじめてモンゴル軍に勝利した。
その後も彼にまつわる奇蹟が続き聖人に列せられた。
現在彼はロシアの守護聖人である。
トロイツエ・セルギエフ大修道院
入り口広場から。
ぐるりと城壁が。
城壁の門の上にそびえる鐘楼。
金色と水色のドームのある建物がここのシンボル、ウスベンスキー大聖堂。
門を入ったところのまた門。
これはなんだったかな
これも。
ウスベンスキー大聖堂
イワン雷帝の命により建てられ、1585年完成。
内部かな。
* ロシア正教の教会は、内部は十字架はありません。
オルガンも椅子もありません。
彫像もなくイコン(聖像)だけ多くあり、壁には聖書物語りや聖人を描いたフレスコ画やモザイク画で覆われています。
町の敬虔な信者が多く、市井の人々がイコンに口づけして静かに祈っている姿を多く見受けました。
物見遊山の信心も余りない観光客の行くところではないような、そんな気がして申し訳なく感じました。
そもそもロシア正教はギリシャ正教の流れをくんでいます。
だから屋根は、尖塔ではなくドーム(ねぎ坊主)です。
988年、キエフの王が建国のために国の宗教を定める際選んだ宗教が、当時隆盛だったコンスタンチノープルに首都のある東ローマ帝国の国教ギリシャ正教だったのです。
当時の東ローマ帝国の人々は自分らをギリシャ人とよんでいました。西ローマ帝国は既に衰退していたのです。
キエフからだんだんとこの宗教がロシアに広まっていったのです。
トロイツキー聖堂
1423年に完成。
聖セルギウスの墓所の上に立てられ、彼の棺が教会内に安置されている。
内部かな。
皇帝ボリス・ゴドゥノフと家族の墓所?
とると、上の内部はウスベンスキー大聖堂の?
マトリューシカ工房へ。
セルギエフ・ポサートはおもちゃ、木工の町でもあります。
菩提樹の木で作ります。
日本のこけしと同じく轆轤を回して作ります。
工房のある林。
工房での教室で私が描いたマトリューシカです。
他の人たちはみなさん厚化粧をさせるので絵の具がぼたぼた落ち、お化けみたいになってました。
私の作が最高傑作!!!
モスクワへ戻ります。
左はトロリーバス。
真正面は路面電車。
宿泊ホテル、イリス・コングレスに着きました。
モスクワのちょっと郊外にあります。
この建物はホテルの前の高層ビル。
ホテルの正面ロータリー。
イリス・コングレス正面。
[海外旅行記]
Copyright © Etsuko Shinozaki 2003-2015 all rights reserved