[もはや帰国の途に]
このロッジは夜エアコンの音か煩いと最初の夜思った。
が、そうではなく滝の音だと気付いた。
早朝夜明け頃、地平辺りが明るみ、滝方向は立ち上る水煙がまるで雲のようだ!
ロッジの窓から。
この辺りにも、大きな象さんの落とし物が点々とある!
午前10:00まで、ヘリコプターでビクトリアの滝上空を15分間旋回するオプションもあったが、私は止めて優雅にロッジ周辺を散歩。
先ずはのんびりと朝食を。
やはりヘリコプターはパスしたこの旅参加者中最高齢の83歳という男性と二人でロッジ内の庭を散歩しようとして、くるりと裏門に来たらそこから外に出られる。門番が出入りをチェックしている。
出てみた。
ここから一昨日の滝の入り口まで林の中の獣道のような道を通って10分だ。ここはもういいので、門番さんが教えてくれた、橋の絶景ポイントという地点に行った。裏門から5分。
なるほど、なるほど。
ビクトリアの滝を終わって、ザンベジ川が峡谷を流れ落ちていく。
今も水量は多いが、乾期と雨期では60mもの水位の差があるそうだ。
峡谷の深さは100mはゆうにあろう。
向こう側はザンビア。
峡谷を繋ぐように上部に橋が見える。
あの橋が一昨日行って見た「ビクトリア・フォールズ大橋」
反対側から見ていることになる。
怖くてあまり乗り出せない。左角に見えるか見えないところから、「ジョージ・スイング Gorge Swing 」という峡谷ゆれとでもいおうか、スポーツの施設が作ってある。ロープが対岸に繋げてある。今いる地点はそのスポーツ用装備を着る小屋だ。
丁度若いカップルがジープでやって来て、係員に世話をしてもらって行った。暫く見ていると、突然ロープ中央あたりにすっーと落ちて、長いロープで吊らされて大きく左右にスイングしている。凄ーい!!!
こんなもの凄い峡谷で、見ているだけで吸い込まれそうだ。絶景。
さて、帰国の途に。
ビクトリア・フォールズ国際空港。
やって来たあの飛行機にのるのでしょう。
オーバーブッキングの知らせが日本から届いたと、添乗員さんは気が気でない。
で、我々グループは一番にチェックインカウンターに並ぶ。
これで一安心と思いきや、電力切れでコンピューターがダウン。最初の2、3人で。暫くしてもダメで、手書きにすることになった。わたしは手書き組。するとコンピュータ復帰、手書きのチケットは不安なのでコンピュータで打ち直してもらったが、預けたスーツケースは既に運ばれてしまっていたので手書きのままだ。成田まで届くか不安が募るが心配しても無駄、運を天に任せた。
列の最後の5人だかは乗れず、英国航空にまわされたとか。我々グループは全員南アフリカ航空機に乗れた。
どたばたあった割りには時刻通り出発した。
ビクトリア・フォールズ発 13:25 SA0041
ヨハネスブルグ着 15:10
ヨハネスブルグ発 16:45 SA0286
[海外旅行記]
Copyright © Etsuko Shinozaki 2003-2015 all rights reserved