アフリカ・サバンナ地帯のボツワナ<チョベ国立公園>へ。バスで陸路2時間
国境で出入国のチェックを。
付近の撮影は禁止。
チョベ国立公園は、1万500kuの広大なエリア。標高1000m。
アフリカ象の宝庫。5〜7万頭もいる。100頭の群も!
先ずは大望のジープでサバンナ・サファリ!
ボツワナに入国すると直ぐにサファリ用の四輪駆動ジープに乗り換え、国立公園まで走ること2、30分。
この道は舗装されている。道の両脇に電信柱もある。
前を行く車は我々の仲間。9人乗りの屋根だけの車三台のサファリ・ツアー。
大型バスなどは通さないようだ。
まだ公園に入らない前から、いたいた! イボイノシシの一家が朝食中。
公園(というか自然保護区)内。
車道らしきところを作っているが、掘った土を道のど真ん中に積んであるので、車はひっくり返りそうになりながら脇道によける!
アフリカ・サバンナの大自然の大地を行く! 世界観が変わってくる。動物たちと一緒に生きている感じ−。
キリンがいる!
貴婦人のようだ。しなやかに時速60kmで走る。オスは身長5、6m、メスは1mくらい低い。
舌は50cmもあり、器用に餌を巻き込む。
象さんの一家だ!!
が、運転手兼ガイドさんはこれからいくらでも象は見られるとばかりに走り去る。
チョベ川側を見やると。
チョベ川は穏やかな流れ。雨期が終わって乾期に入りつつあるのか。雨期の時はこの辺一帯は広大な水辺だったのであろう。
ザンベジ川上流の支流。これを下ってザンベジ川に合流していくとビクトリアの滝となる。
先に馴染みのイボイノシシがいた。
なるほど象さんらも川の中にいる。
象は、体重5tもの巨体の健康維持のため水辺は大切なもの。
1日に飲む水の量は100〜200リットル。身体に付いた虫たちを駆除するために大きな身体をごろんと泥浴びし、乾燥させて土と一緒に虫たちを落とす。
1日に100kg〜200kgの水を含んだ草などを食す。
カバ。
カバも成長すると3tにはなる。
キリンとインパラの群。
インパラは生存能力が高くアフリカ全体で100万頭はいるとされる。
臀部の黒い線がMに見えなくもなく、サバンナのファスト・フードといわれる。事実肉食動物の格好の餌だ。
草食動物たちはみんな仲良く群生している。
キリンとインパラの群。
カバの群。大勢で甲羅干ししている。
ホロホロ鳥。
このインバラは大きな立派な角があるからオス。
ボーズをとってじっと構えているのは、自分の縄張りを守るつもりでこちらを威嚇しているのかな。
ボツワナの国鳥、三色海鷲鳥。
お腹が赤い。
ワニ。
インパラ。
アンテロープ。
角の立派な鹿の一種、かな。
胴体に白い線がある。立派な角は3回捻れているようなので大人。
バッファロー。
小休止。
このジープで疾走するので、風や砂埃がもの凄い。
ガイドさんたちは無線で動物のいる場所を連絡しあっている。知らせがあるとそこを目がけて走る。どっしん、どっかんと。
私の眠っていた腰痛が目覚め始めてきましたよー。
アンテロープ。
カバの甲羅干し。
2匹連れ、かな。
余談だが、ペニスが足の長さほどに垂れ下がっているのがいた。思わず凄ーい! と言ったら、ガイドさんその言葉を知っているとみえて、凄ーいを連発していた。私は乗馬をしているので動物たちのペニスには慣れているのだが。
因みに、動物たちに近づいたら大きな声を出してはいけない。
この大きな象はこちらを向いてじっと威嚇しています。群を守る本能でしょう。
象の耳は1uあり、熱を逃しづらい身体を扇いでいる。
キリンの子供が藪の向こうで首を出している。
子供はどの動物も愛くるしい。
ジープでのサファリを終えて、腰を労りつつ昼食。
チョベ・サファリ・ロッジで。
ロッジの入り口。やけに簡素。
が、中は広々としている。最高−。
白人の資本で開発されているのでしょう。
食事はビュッフェ・スタイルが続く。疲れているので座っていたいのに。自分でサーブせねば。
どっこらしょと食事を選びに行くが、あれだけの動物を見てくるとお肉には手がでず、魚を少々となる。川魚だろうが臭みは殆ど無い。
午後はボート・サファリ。
サファリといってもクルーズ気分。なだらかなチョベ川をのんびりクルーズしていると、爽やかな熱風に吹かれながら、至福のおももち。これぞスローライフの真骨頂。
白人が憧れて一攫千金、または金持ちのペンション(年金)生活に、この地を選ぶ気が何となく分かる。
いたいた、ここにも象が。
睡蓮が一輪咲いている。
川から上がる象たち。
この象は大きな割りに牙が短いのでメスかな。
バッファローが行く。この後ろにもう1頭いる。それを振り返り振り返り付いてきているか見守っている。凄い。何故かジーンとくる。
先に行った水牛たち。
象の一家が行く。子象も一人前にちょこまか付いていく。
何故かさらにもっと向こうの水を目指している。
見事に泳いで渡って、子象もさすがに必死で、よいしょっと。
見ているわれわれは、感動に固唾をのんで見守っていた。
動物たちとはお別れ。
それぞれに自分たちのペースで家族や群をつくり、命を紡いでいる。
美しき動物たち、ノアの箱舟に乗れたのか乗れなかったのか、ともかくこの愛しい物の創造主神の御技は素晴らしい。
バスでまた国境を越えて2時間、ジンバブエに戻る。
夕食はビクトリア・フォールズ・サファリ・ロッジにて、アフリカン・バーベキュー。
入り口に現地の人の木造りの座像。
99%の住民はみんなこのような人々と思う。勝手なようだが、アフリカはもう他人が開発しないほうがいいと考えるが。
バーベキューといっても、ワニ、イノシシ、鹿、インパラホロホロ鳥などの肉はもうどうも食べられず、ポークソーセージとサーロインと書いてあるものを少し取って終わり。野菜炒めは美味しかった。何と柔な私だこと! もっと若い頃仕事でオーストラリアに行った時はワニの肉は積極的に食べた記憶がある。鳥肉のような淡泊な味だった記憶がある。
太鼓叩きを客席みんなにもさせるショウ。
一生懸命に叩くが、このリズムは手で叩いてとなると、大変難しい。聞くとやるとでは大違い。アーチストの見事な腕前には脱帽。こちらの親指の付け根が内出血してきた。
夜もふけました。
大変充実してくたびれた一日でした。腰痛もひどくならないみたい。太極拳で身体の調子を整える。
お休みなさい。
[海外旅行記]
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