こころをスローにすること実行委員会

千葉ウィメンズ・フォーラム

宿題"2005年のこの夏をいかにスローに過ごすか"に寄せられた回答集

 

なかなかスローになれないけれど・・・  投稿者: 八木茂子 投稿日:2005/08/12(Fri) 14:37 No.260

 篠崎さんから夏休みの宿題が出されてから気になってはいましたが・・・。子供の頃も夏休み最後になって、母にお尻を叩かれながらグシュグシュ泣きながらやっていたことを思い出します。
  
このところ同居の病人もやや鬱加減で、それに付き合っていますと、なかなか心もスローになれませんが、何とか心平穏にと思いつつすごしております。
 田舎にも1ヶ月1,2回は行きますが、精々2泊。掃除と庭の手入れ(草取り・はみ出した枝落としなど)で、あっという間に時間は経ち、ピアノをポロンと弾いて終わりです。気分転換にはなりますが、どうもスローにまでは至りません。
 でも先日は、20数年間のコンサート仲間と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲1〜5番のマラソンコンサートに行きました。休憩も入れて5時間。なかなかの演奏でかなり興奮して帰りました。5番はよく聴きますが、1〜4番はあまり生できくこともありませんので、皆にCDをダビングしてあげ、予習をして聴きました。皆真面目に予習していて、おかげで、一人も居眠りもしないで結構楽しんできました。
 そういう訳で、毎朝コーヒーを挽きながらベートーヴェンを聴くという日々を送りました。これも少しはリッチな気分にはなりました。このところは毎日CDを聴きながらのコーヒーです。いいですよ。
 2,3ヶ月前に銀行で時間待ちしていた時、動物生態学者の日高敏隆さんが、雑誌にエッセイを書いているのを見ました。「生きる喜び」というタイトルでしたが、要点は「いい音楽だなと思ったり、美しいなと思って何かを見たり、おいしいと思ったり、完成した〜と喜んだり、と様々な感動をしたり楽しいことをたくさん経験するけれど、その時だけで消してしまうことも多い。しかし、ちょっと立ち止まってその時の感動を心に留めていったら、その積み重ねが生きる喜びになっていくのではないだろうか」ということでした。

 いいことを言うなと思って読みました。
 これで行こう、そうしたら特になにをしなくても心を豊かにもてると思いました。
 このところはそう努力して、これが私のスローな生活と考えるようにしています。
 こんなところで〜す。

 


Re: なかなかスローになれないけれど・・・ 篠崎悦子 - 2005/08/12(Fri) 15:03 No.261

 いゃー、リッチな暮らし。
コーヒーを挽きながらベートーベン!
ピアノをポロン。
いいですね。
 同居人さん、お大事に。そして、ご自身もつられないようにお大事に。
 私など、九十九里の家は小さなテレビだけ。衛星放送、CD、ビデオなし。この前音響専門家になって地元にいる小学校の同級生が、衛星放送付き、ビデオ付きの大型テレビをつけてくれるといってましたが、いつになることやら。
 従って、もっぱら草取り、竹切りと、自然と格闘です。
 野菜は近所の人が持ってきてくれます。
 それと、海岸ですから砂埃が多いので毎朝クイックルワイパーで家中スイスイやるのがとても楽しく、ちょっと凝り気味です。
 御前崎のお宅よりも、家は海に近いのです。歩いて5分!

 「その時の感動をこころに留めていく」、いいですね。こころに留めておけるのは、ひとの証なのでしょうね。

 八木さん、充分スローですよ!

 

野菜作りに挑戦  投稿者: 里見 投稿日:2005/08/10(Wed) 00:14 No.257

 3年前に会社員生活を辞めてからは、成田国際空港と九十九里海岸の中間地に位置する故郷の松尾町に建てた多目的ハウス(家庭菜園付き別荘、ゲストハウス、介護用住宅)で、週に1,2日は野菜作りをしながら自給自足の田舎暮らしをしています。

 昨年の夏はトマト、茄子、オクラ程度の栽培でしたが、今年は栽培面積を50〜60坪に拡大し作物もブロッコリー、キユウリ、ゴーヤ、インゲン、サトイモ、サツマイモ、かぼちゃ等を加えて意欲的に取り組んでいますが、指導者もいないため中々期待した程の成果が得られず悩んでいます。

 いい出来栄えを目指すと手入れも大変で、習志野の自宅から車で1時間半の道のりを足しげく通っています。

 人からは晴耕雨読の生活でいいねと言われますが、滞在中は草取りや作物の手入れに追われゆっくりと「読」をする余裕はあまりありません。

 今年の夏もここで汗を流しながらスローな生活をすることになると思います。

Re: 野菜作りに挑戦 吉田 良子 - 2005/08/10(Wed) 16:44 No.259

すごいですね。スローのスケールが違います。
私は「もし江戸時代に生まれていたら、工農商士の順に生まれるのがいいな」と常々思っているくらい「モノ作り」には憧れと尊敬があるのですが、電気掃除機を使っているだけで腰が痛くなるので掃除は外注、草むしりは夫に揉み手しておべっか使ってやってもらうという不甲斐なさです。収穫の喜びは・・・・いいでしょうねえ。
熱中症にならないようご自愛ください。

 


Re: 野菜作りに挑戦 篠崎悦子 - 2005/08/10(Wed) 10:56 No.258

あのお宅、そう多目的ハウスなのですね。兎に角素敵なお家で、私だったら、住みついてしまいそう。
お土産に頂いたゴーヤ、茹でとうもろこし、美味しかったです。
野菜作りや樹木の剪定で、気持ちいい大汗を流して、贅沢なスローの夏ですね。

 

先祖探しを  投稿者:喜代子投稿日:2005/08/08(Mon) 22:16 No.255

これが 心をスローにすることかどうか 

7月にバタバタと知人友人との別れを迎えました。その中の一人は私の幼少時を見守ってくれた人々の最後の方で、これで私は わが一族の長老の一人となりました。

これを機会に近い過去の先祖探しを始めました。手始めに今年21回忌を迎える祖母の故郷 新潟を訪ねてみることにします。


Re: 先祖探しを 篠崎悦子 - 2005/08/09(Tue) 08:40 No.256

 まあ、そうでしたか。お悔やみ申し上げます。
 祖先探しとは、ご先祖さまへの供養であり、そのことは、代々のご先祖さまと自分を含めて生神様たちとの暖かい関係にこころを致すことであり、自分のこころをとても豊かにスローにしてくれましょう。
長老のお一人になられると、ご一族へのこころ持ちの責任が自然に生まれてくるのでしょう。
 お盆にはご先祖さまたちが続々と帰ってこられるそうで、いい供養の時期ですね。

 

無題  投稿者: 投稿日:2005/07/26(Tue) 10:50 No.252


  能登から帰って早々に、頼んでおいたリフォーム工事が始まり、雑用に追われる毎日でした。

 実は、私は今、家あまり現象に直面しています。築30年を超える木造建築を三軒も(いずれもボロやです。一軒はアトリエ)持っているのですが、住む人はなく、修理ばかりがかかってくるんですね。家族が多かった時には、それはそれで豊かでよかったのですが、家族がみんな独立してしまった今、これをどうやって保持していくか、考えてしまいます。
 悦子さんのところも二軒ですよね。草取りやメンテナンスが大変なことは、よくご存知ですよね。

 今後、人口が減少し「家」や「土地」に執着を持たない世代が増えてくると、高層マンションばかりが繁盛して、庭付きの古い木造家屋は、ますます空き家化していくのでしょうね。
 高齢社会にむけて、新たな街や家のありかたが問われます。
  とはいうものの、今回のリフォームで、ユニットバスとシャワー付洗面台とウォシュレットを完備、リビングをバリヤフリーにしました。ここに寝転んで、音量をいっぱいにバロック音楽を響かせるのは、いいものです。
  *本日の花は、白桔梗です。



Re: 無題 吉田 良子 - 2005/07/26(Tue) 11:23 No.253

いつも可憐な花の便り、楽しませて戴いています。ありがとうございます。無芸大食かつ無粋な私(これを誰も謙遜だと思わないところが怖い)は、ちょっとした自然にすぐ感動してしまいます。
家の話。私は故郷を捨てて(?)上京し、住宅ローンに苦しんで手に入れた住宅に住んでいるのですが、長兄夫婦が住む静岡の実家も同じような運命を迎えています(1軒しかないところが朝さんと違うのですが)。先日帰省した際、兄嫁が「2階の物干し台が腐ってしまって危険なので、取り壊した。これから、庭に干すことにする。いずれ誰も住まなくなる家をお金出して修理する気になれない」と寂しそうに語っていました。長兄夫婦に心のふるさとを預けて、利便と郷愁を使い分けているだけの自分に気付いて淋しくなりました。今、大都市以外のすべての地域に起きている問題なのでしょうね。




Re: 無題 篠崎悦子 - 2005/07/26(Tue) 11:30 No.254

家三軒抱えて、はたいへんですね。
バロックか。すごい、重々しい。
今、10軒に一軒が空家だそうです。
日本の住宅事情って、不思議ですね。
片や住宅難。



 

煎られ豆  投稿者: 吉田 良子 投稿日:2005/07/25(Mon) 14:40 No.248

 これだけは言いたくない、書きたくないテーマで宿題が出されてしまいました。そういえば、昔からこういう先生っていたなあ。なんというか、やたらと勘が良い先生。

 拙著「消費者問題入門」の第3版改定にぶつかりました。7月末までに私の担当個所を書き上げ、私は編者でもあるので、8月から他の著者提出の原稿を集めて編集に入ります。初めて編者というものをやったとき、出版社に「吉田さんって、がっぷり編者やるタイプですね。びっくりしました」と褒められ(?)ました。だから、とても苦しむタイプなのです。
 この仕事のため、予約しておいた7月後半の「南米15日の旅」をキャンセルしました。
 というわけで、スローどころかフライパンで煎られている豆の心境です。この仕事が終わった後のスローの喜びはいかばかりか、と想像すると、その瞬間だけ心はスローになります。

Re: 煎られ豆 篠崎悦子 - 2005/07/25(Mon) 18:04 No.251

宿題をきちんと提出する吉田さんだから、さぞかし執筆、編集作業も几帳面にしっかりとされるのでしょう。
普段の私たちの前に曝け出すお姿からは想像もつっきません!
さすが、余裕ですね。
締め切りのある仕事は、融通がききませんが、しっかりと後でスローのもとを取ってください。

 

8月はロング・バケーション  投稿者: 篠崎悦子 投稿日:2005/07/23(Sat) 15:15 No.247

今年は、7月下旬から九十九里浜の涼しい潮風が直接届く家で8月いっぱい過ごします。
すでにこれは九十九里浜からの報告です。
居住できる環境作りがたいへん!
先ず、草取り。そして、家の中の掃除。それらは尋常でない大作業です。が、それが終われば、あとは天国でーす。

Re: 8月はロング・バケーション 吉田 良子 - 2005/07/25(Mon) 14:59 No.249

いいなあ〜〜!私は九十九里浜というところに行ったことがないのですが、子供の頃から、何となくロマンの響きを感ずる地名だなあと思っていました。酷暑の夏、そのロマンの地で40日も過ごすなんて、いいなあ〜〜!草取り、掃除はいやだけど。




Re: 8月はロング・バケーション 篠崎悦子 - 2005/07/25(Mon) 17:59 No.250

九十九里浜にそんなロマンを抱いてらっしゃいましたか。
次のスローの会のフィールド・リサーチで、冬の温暖な九十九里浜など房総を考えています。
都合が合うといいですね。


 

[千葉ウィメンズ・フォーラム]

NewChibaProject