"……月見る月は、この月の月"
今晩の月は、正に名月である。
子供の頃見た月、そのままだ。
微笑んでいるお顔。
兎が餅つきをしているようには見えない。
昨晩の月もよかったが。
日中、庭の草取りですすきを抜いたのだが、雑草とともに捨ててしまった。
濃厚な香りのカサブランカをお月見の卓に供え、手製の月見だんご(つぶあんと黄な粉)と、さつま芋を供えた。
実は昨夜、十五夜と間違えて、果物(梨、ぶどう、プルーン)を供えた。
お月見は、こころが落ち着く。
「月見れば ちぢにものこそ かなしけれ
わが身ひとつの 秋にはあらねど」 大江千里(平安時代の人)
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