台風が立て続けに日本列島に近づいてくるとなると、九十九里浜の海鳴りは半端ではない。ゴーゴーと昼間でも聞こえる。いわゆる土用波が立っているのだ。
夜、同室人の鼾、チクタクチクタクと秒を刻む柱時計の音などでは眠れないのだが、不思議と大きな海鳴りでも眠れる。まさに、♪波を子守りの歌と聞き♪ か。
お盆に入ると、土地の人には土用波が立つ事は知られたことで、海水浴は終わり。
昨日まで2、3日は妙に涼しく、秋の気配で寂しさすら感じた。今日はつくつく法師が元気よく鳴いて、秋はそこまで来ているのだろう。が、今年の残暑は厳しいらしい。
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