『ウッドストック行最終バス』

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読書日記

2019年10月25日

今日は、東の海上を通過する台風21号と日本列島にかかる温帯低気圧のための前線で、また列島が大雨、大風。もういい加減にしてほしい。神経がまいってしまう。

『ウッドストック行最終バス』 コリン・デクスター ハヤカワ文庫 840円+税

度重なる風雨で気分が萎えてくる。本の虫はこれ幸いと読書に逃げ込む。本箱から引っ張り出して読み始めていたが、昨夜はほぼ一睡もせず、いや明け方ちょっと眠った。
『ウッドストック行最終バス』は読んだのは2度目コリン・デクスターの処女長編オックスフォードを舞台に警部モース難しく推論を重ねて事件解決にいたる。
いろいろと人間模様が重なり、頑固なモースの推論が間違っていたりで、ともかく一気に引き付けられる。本当の犯人は誰か、忠実な相棒のルイス刑事の直な感想が謎解きに有効に生かされたりで…。
一筋縄ではいかない筋立てで、2度目とは思えない、新鮮さを覚えた(忘れていただけか)。何度でも読み直せるな、これは。 

 

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