「衣替え」

2004年10月19日

季節が変わり行く。

急に寒くなったりして、何を着ていいのやら戸惑う。

　箪笥の中の入れ替えは、湿度の低い日が適しているのだか、このところの雨続きでなかなかできないでいた。漸く昨日の晴天に、少し入れ替え、整理して、もうサイズが合わずに着られそうもない服をリサイクルに出す袋に詰めた。

　今時は、どんなにいい服でも、お下がりは有難迷惑である。貰う方だって衣類をいっぱい抱え込んでいて、処分に困っているのだから。思い切ってリサイクルに出すに限る。それでもしばらくは、もったいないことをしてしまったのではないのかと、心が痛むのだが。

　昔、亡母が和箪笥の中身を全部出して、部屋中にひもを張ってそこに着物を掛けて、「虫干し」をしていた。虫干しは「小春日和の3日天気が続いた日が一番いい」と教えてくれた。ということは11月。空っ風が吹いて、空気も乾燥してきた初冬かな。

　その頃に和箪笥の虫干しでもしよう。

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