軽井沢の旅

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スローライフ日誌

2010年07月01日

久々に軽井沢にいった。学生時代の合宿や20年くらい前に講演で行った程度。
殆ど初めてに近い。
知人からパイプオルガンとトランペットの小コンサートに誘われて。
とても素晴らしいミニ・コンサートでした。
そして、3日間、存分に静かな緑に囲まれて、軽井沢が大好きになりました。

軽井沢オーベルタン・オルガン


パイプオルガン堂です。


パイプオルガンには1630本のパイプがあるそうです。
1630の音階が出るということ。
音はパイプ内を反響して下部に開けられた口が出ます。

午後の一時間強、トランペットとの共演でした。
極身近でパイプオルガンを見、聴くことができました。
素晴らしいコンサートでした。


翌日
散策
この道の突き当たり右側に大賀ホールがあります。

散歩の途中で見かけたチャペル。

39の意味がどうも分からず仕舞。

石橋の下をせせらぎがながれています。

こうした小道が続きます。

 

軽井沢ユニオン・チャーチ


教会内は木造です。
十字架は白樺の木を組み合わせて作られています。

向かいにあるのがテニス・クラブ
今上天皇が皇太子の頃、美智子さまをここのテニスで見初められ、しばしば映像に映りました。


雲場池


幻想的ですらあります。


内村鑑三記念教会


この教会の地階に内村鑑三資料館。

 

軽井沢レイク・ガーデン

バラがまだまだ盛りでした。

 

軽井沢高原文庫

日本の中の西洋であった軽井沢。
多くの作家、詩人に愛され、文学作品の舞台となった地。
この高原文庫には有島武郎の別荘「浄月庵」や、堀辰雄の山荘、野上弥生子の書斎などが近くのもとあったところから移築されている。

 野上弥生子の書斎

 堀辰雄の山荘

 有島武郎の別荘「浄月庵」
有島はここで人妻と心中した。


今は1階はカフェに改造され、2階が展示室として保存されている。


「或る女」の映画のポスター。
葉子を京マチ子か。
森雅之や若尾文子の顔がある。


堀辰雄文学記念館


すぐ側に追分宿郷土館があり、そこも立派である。
つまり、中山道の追分は交通の要所だった。
この立派な門は追分宿の門だった。
因みに中軽井沢は旧は沓掛という。
沓掛時次郎のふるさとだ。
市川雷蔵演ずる沓掛のを私は贔屓にしている!!!

 堀辰雄邸
堀辰雄終焉の家。

 

その翌日

山々にもやがかかって、あっという間に霧の流れが地表まで及んだ。
軽井沢は湿気が多いということを実感。

矢ヶ崎公園の池から大賀ホールが霞む。

この後、車で帰ってきた。
上信越碓氷軽井沢インターまでのつづら折りは霞んで、視界5mあるかなきや。
みなライトをつけている。
インターを入ると、その先はずーと視界良好。
千葉までの3時間のいいドライブでした。

お世話いただきました皆様方に感謝でーす。

 

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