東京国立博物館平成館にボストン美術館展を観に行った。
上野の森は相変わらずの人出。
そして平成館も。
平成館と本館との間から開業がなった東京スカイツリーが垣間見える。
ボストン美術館は、20年くらい前に行ったことがある。
日本美術の埴輪や浮世絵、仏像が暗い空間に少し展示してあった記憶が甦る。
実は10万点以上の日本美術が蒐集されているそうな。
岡倉天心が日本室の室長になったりしたな。
今回は、ボストン美術館ですら展示されたことのない美術品など90点が運ばれ展示された。
中でもマスコミのあおる人気は曾我蕭白の「雲龍図」、光琳の「松島図屏風」、「吉備大臣入唐絵巻」、快慶作「弥勒菩薩立像」などなど。
太刀短刀や唐織の能装束などなども素晴らしい。
私は蕭白を千葉市美術館で観ていた。こちらの絵はもの凄かった。
平成館では、狭い部屋に展示されていて、鑑賞者も大勢で、彼の描いた迫力が失せているように観られた。
欲を言えば切りがない。ボストン市民ですら観たことのない美術品を多く見られただけでよしとしよう。
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