松茸御膳

スローライフ日誌

2012年10月12日

喉が痛い。風邪なのかあるいは先日味見に吸った熱い汁が喉を焦がしたのか。
自重して乗馬をキャンセル。ゆっくり秋の日よりを楽しもうっと。

先般、久々に元職場の大先輩たちと昼の会食の機会に恵まれた。
銀座の交詢社クラブにて。
当然この季節、松茸御膳を賞味する。
(この話を後である友人にしたところ、私はここ数年松茸を食べてないとうらやましがられた)

そして、2時間もおしゃべりした後、銀座8丁目にある件のカフェパウリスタにお連れした。
勿論皆さま全くご存じなかった。
そこで私は自慢げに云々…。
パンフレットに載っている、吉井勇の歌　"　珈琲の香にむせびたる夕べより
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢見る人となりにけらしな　"　
を読んだ先輩が、この歌人は知ってる、学校の教科書で習ったと。そして、この歌は、一緒にコーヒーを飲んだ女性に恋した歌ですねと。
私など、美味しいコーヒーを飲んで夢見心地になった歌としか解釈できなかった。
「流石、読みが深いですね」と感心し、大笑いになった。

この店は文士、文化人が多くきていた老舗中の老舗。
ジョン・レノン夫妻もよく寄ったそうで、サインがあった。奇しくも、この日はジョン・レノンの命日だったのだ。

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