町内恒例月に一度の公園掃除に出たら、「夜遅く帰った日がありましたね」と、親しい隣人から声があった。「そう、先週は夜の仕事が多くて! 見守っていて下さってありがとうございます」と私。「わっはっは」
もう一人、「何をしているのですか」。昨年度町内会の仕事でよく会い、気持ちのいい年配の男性。わたしが副会長を辞めたとき、どうして辞めるのかと反対した人。「年金生活を楽しんでいます」というと、「いいなそんなに年金があって」と彼。多分自分の会社経営か、休みは日曜日だけと言っていた。「少しでも豊かに暮らせる人と、大金持ちでも貧しい人といる、と言っている大統領もいますね」とわたし。「そうだそういうこと言っている人いましたね」と彼。周りの人たちも寄ってきて爽やかな朝の一時だった。
先週は能やらコンサートやら久々の会食やらで、往年の夜毎のようにお愉しみは宵から、を大いに愉しんだのだった。
その会食がまた格別。「ワインの会」と言いながら、実は日本酒だった。ある大企業の役員OBの集まり。元社長、副社長、管理職などなど。私はその社の部外者ながら貴重な仕事で重責を担った事があった。そんな縁で以前にもこの会に出席したことがある。10年位欠席していたが、今回は銀座という千葉からは比較的近場だったので久々に出た。近頃、
山手線で渋谷や恵比寿となると、特に夜は敬遠しがちだ。
久々の日本酒でほろ酔い加減。焼き鳥の美味しいこと! それと、上等の会話を愉しめたのだった。旅の話し、映画の話し、本の話しなどなど。スローライフを愉しんでいる身にすれば、経済や組織の話しは卒業したい。
[前の日へのリンク]← | →[次の日へのリンク] |
Copyright © Etsuko Shinozaki 2003-2015 all rights reserved