2004年12月19日
いよいよ、稲毛の家でも火鉢を出した。
大きい方は、物置の奥に入ってしまい、無鉄砲に取り出して、腰でも痛めたらたいへんなので、それは若い者が気が向くのを待つことにして、押入れから手あぶり用の小さい火鉢を出した。
炭は、やはりこちらは大きな長火鉢を使っている姉の家で、岩手からいい炭を取り寄せているので、それを分けてもらった。
ホームセンターなどで売っている炭は、バーベキュー用らしく、煙がもうもうと出てくるのだ。これを座敷では使えない。
火箸で灰を少し柔らかくほぐして、五徳をきちんと据えて、久々に火を入れた。
たちまたかっかと赤く火がついて、清清しいいい香りが部屋中に広がった。手をそえると、かなり熱い。これで、遠赤外線とやらで、身体の中から温まってくるのであろう。
エアコンの暖房は、あの微音と微風がどうも気になってあまり好きではない。
これで、この冬も心暖かく過ごせる。
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[スローライフ日誌]
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