ヒンドゥー教徒にとって、ガンジス川は神聖な川といわれ、中でもここベナレスを流れるガンジス川は最も神聖とされている。
それは、ここだけが南から北に流れていて、下から上へ天に昇るイメージがあるからだ。
毎年100万人以上の人々が沐浴巡礼に訪れる。
川に身を沈めながら祈ることで、現世の罪が洗われ来世でも幸せに過ごせるという。
早朝から賑わっている。
ガート
沐浴場。
川に階段状に下りているテラスになっている。
このガートが100以上はある。
ボートに乗って見学。
灯したろうそくをボートから流した。
日の出だ!
洗濯をしている人々。
ゴミを捨てる人もいる。
ご自分も沐浴したことのあるヒンドゥー教徒のインド人ガイドさんが、困ったものだと嘆いていた。
身分の高い人の火葬場。
火葬場や火葬の最中を写真の撮るのはご法度。
ガイドさんがここまではいいですと教えてくれた遠くから撮影したことを断っておく。
古い身分の高い人のガート。
庶民のガート。
沐浴する人々。
白い円形の屋根が見える建物は、最古の天文台の一つ。
煙の出ているところで火葬中。
数時間かかる。
遺族はその間周りに座っている。
赤い建物は、ここで死を迎えたい人のための施設。
そしてここで火葬され、遺灰を聖なるガンジス川に流してもらえば本望。
子供や自殺者、葬儀の費用の無い人は、そのまま川に流される。水葬である。
聖なる川に流して、せめてもの供養である。
以前は死体がながれてくることがあったと聞くが、今回はなかった。
川の直ぐ裏の露地を行く。
牛が飼われていた。
乳を搾るため。
のら牛さんではない。
大通りに出ました。
むき出しの配電盤かな。
電気は原子力発電が4割くらいはあるとのこと。
この牛さんは、のら牛。
のら人間もいると、ユーモラスなガイドさんだ。
みんなが野菜、果物、鳥、洋服などを持ち寄って、道路脇に大きな市場が作られている。
日本でいう温州みかんそっくりなみかんが多く出回っていた。
ホテルでもよく出た。
味も温州みかんそのもの。
スーパー、コンビニはいっさい見なかった。
ガイドさんに聞いたが、ないという。
「母なるインド」を意味する。
本尊はこの大理石で彫られた正確なインド地図。
マハトマ・ガンジーが、独立運動高揚のために「国がなければ人はいない。国はたいせつなもので、われわれはそれを守っていかなければならない」と唱え、1936年に建立。
1インチが13kmの縮尺で、正確な地図。
他の地図のもとになったともいわれる。
庭に鮮やかなダリアが咲いていた。
気温は38℃か。
午後は空路カジュラホへ
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