6日目

<インドの旅>

ジャイプールにて

ジャイプールは、ラージャスターン州の州都。
10kmの赤い城壁に囲まれた美しい旧市街は、ピンクシティーとも呼ばれている。

アンベール城

ジャイプールの街の郊外、ジャイプールに遷都する前に都があったアメール村の小高い丘に築かれた城砦。

城には
象タクシーに乗って登りまーす。

沿道の鮮やかな花をつけた大木。
インドには大きな木が多い。

仕事を終えて帰る象さんたち。
一日3往復しか仕事はさせないとか。
まだ9時前のはず。

城が見えてきました。

ふもとから、こうして象タクシーの長蛇の列ができています。
100頭ほど働いているそうです。
壮観です。

城に着きました。
向こうの領にも砦が建っています。

入り口に上ります。

広場に出ました。

正面向かって左側にある最古の建物。
昔の王の居室。

こういうところに上ってきたのです。

正面

3階の小さな窓から、王妃は王が戦いから帰還してくる向こうの山々を見つめ、迎えた。

門の壁に施された見事な彫刻、象嵌
象の頭をもつガネーシャ神が入り口の上部分に描かれている。

中庭。

綺麗な壁!!

そして、ガラスや鏡が壁や天井に施されていて、白くキラキラと光輝きとても美しい部屋となっている。

色彩のあるものは、ルビー、ターキー、ラピスラズリー、オニキスなどの輝石の象嵌なのである。
ただ美しいの一言。
こんなに美しい部屋ははじめてみた

さっ、別の部屋へ行きます。

この小窓から、お后は王の遠征帰還を待っていた。

向こうに強固な砦が連なる。

下に見えるのは城の菜園。


帰りはジープに乗って降りてきました。

ハスビスカスの鮮やかな花が絡まる。

象さんもお仕事を終えて帰るのだが、右手にやたら着飾っているのはラクダ。
こんなに着飾らないラクダが、大きな荷車を牽いて働いている姿を多く見た。

帰途、川の中にお城を見つけた。

 

天文台

天文学者マハラジャのサワイ・ジャイ・シン2世によって1734年に完成された。
現在でも正確に動いている。
このマハラジャは時のムガール帝国皇帝に認められて、デリー、ベナレスなどにも天文台を建設した。

インド人は数学でゼロという概念や円周率を考え出した。
数学的にも天文学的にも天才である。

この階段の先は北極星だったかな。

これは何だ。

これも何だ。

こうして日陰ができるところが今の時間を指している。
これはたしか、秒単位の目盛のはず。
つまり、日時計

これは何だ。

子午線儀?

菱型の陰が落ちているところが何かを示している!
天空の星座が白い板には示されていた、かな。

私はといえば、説明を聞いていてもチンプンカンプンでした!!
星座占いもあった。
天体を占いに特に国家運営や、婚儀に係わるさまざまな占いに占星術が用いられたであろうことは想像がついた。

外に出てきました。

 

シティ・パレス

その天文学者マハラジャのサワイ・ジャン・シン2世が、18世紀初頭にアメール村からジャイプールに都を移して建設した宮殿
現在では一般公開しているが、一部分に子孫のマハラジャが住んでいる。

入り口。

中庭広場に出てきました。
後には、7階建ての建物がインド国旗を翻して建っています

ガンジス川の聖なる水を運んだ大きな水瓶。
対になって置いてある。

実際の銃を飾ってある!

綺麗な入り口。
国鳥の孔雀をモチーフにしている。

7階建てのチャンドラ・マハル(月光宮殿)

 

さて、みやげ物屋にて。
手染めイント更紗の型押し
の説明を聞く。

 

ハワー・マハル(風の宮殿)

1799年にマハラジャ、プラタップ・シンによつて建てられた
5階建て。
奥行きはあまりない。
バルコニーと152ある窓が特徴。
后や後宮の女たちが夫以外の男性に顔を見られないで外が眺められるように作られた。
インドの猛暑対策として風通しもいいようだ。

 

ジャイマハール・パレスにて夕食。

元大臣だったマハラジャの宮殿。
現マハラジャの多くは、こうして観光に一般公開したり、レストラン、ホテルとして新しい経営に務めている。

中庭で催されていた釣り糸の人形劇。


大きなチェス盤、というかチェス庭。
チェスもインドが発明したもの。
王が戦いのシュミレーションをしたのが発祥。
その他、双六やスポーツのポロも。

本物の生きた踊り子が踊り始めました。

子の子はとても可愛い子で、このドレスを着て嬉しいのか、とにかく所狭しと中庭いっぱいを踊り廻っていました。
ヨーロッパ人の旅行風の家族でした。


楽団が生演奏を奏でています。
カースト制度は実質まだ存在していて、踊り子は踊りを代々続け、楽師は演奏を代々続けているのかも知れない
現在は少しはカーストの垣根が越えられるようになったのかな。
ガイドさんからは、まだ何百とあると聞いた

 

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