「マレーシアの旅 3日目」

<マラッカ>

ペナン発9:05のマレーシア航空でクアラルンプールへ。55分の飛行時間。

クアラルンプールからバンでマラッカまで2時間の走行。

夕方、またクアラルンプールへ。

7:00 夜が明ける。昼が12時間、夜が12時間というのが一年中のマレーシア。

E & Oホテルにお別れ。ショートステイでした。

クアラルンプールからバンでマラッカへ。

沿道一体は油脂を採るための椰子のプランテーションが続く。

料金所。幹線は片道4車線で完備されている。新幹線鉄道がないからとのこと。

途中、高床式のマレー人の典型的な家に案内された。

 庭の木。

  名前を忘れた。

 

<マラッカに到着>

昼食はマラッカ名物ニョニャ料理。

*ババニョニャとは、マレー女性と中国人男性が結婚して、生まれた男子がババ、女子がニョニャ。

 2つの文化が混ざって新しいものが作られた。

ニョニャ料理はそうした新しいマレーシア料理だった。さまざまなスパイスとココナッツがベースの中華料理といったところ。

  (ニョニャ・レストラン)

    (ニョニャ料理)

 

<オランダ広場>

オランダ統治時代の赤い建物で囲まれている。教会はオランダ製のレンガを使用。

<スタダイス> 1650年代にオランダ総督公邸として建てられた。

<マラッカの木>

オランダ広場に説明つきで植えてある。小さな実がたくさんついている。これもまた香辛料なのであろう。

マラッカという名の木。この木の名がここの地名となった。

前の運河がかつてのマラッカ港。

 

<セント・ポールの丘>

セント・ポール教会

ポルトガル人宣教師が1521年に礼拝堂を築いたのがここのはじまり。

海賊に破壊されたり、オランダ、英国の要塞となり、マラッカ王国と闘った。

その廃墟のまま。

 

  フランシスコ・ザビエルの遺体が、一時安置されたところ。
ザビエルの遺体は、彼が布教の拠点としていたインドのゴアにある教会に、現在でも腐らずにミイラ状態で眠っている。奇跡とされている。

  ザビエル像。

フランシスコ・ザビエル(スペイン人)は1545年、この地から、日本人流浪者万次郎に影響されて共に日本に向かった。

<マラッカ海峡を望む。>

丘からは、遠くマラッカ海峡を航行する船が見える。いまだに海賊がでる危険な海峡だ。

 

  (サンチャゴ砦に降りてゆく途中で。)

ハイビスカスの花。

 

<サンチャゴ砦>

1511年、ポルトガルが東西貿易の橋頭堡として築いた丘を囲む要塞の解説。

  (要塞の門)

今はこの門が残るのみ。

当時は海岸に面していて、遠くポルトガルの方向を向いていた。

オランダ東インド会社にも使われた。

<スルタン・パレス>

マラッカ王国の宮殿を復元したもの。木造高床式で、文化博物館。

<独立宣言記念館>

1956年、マラッカは英領からの独立を宣言。その記念館。

建物は1912年に英国人社交クラブとして建てられたもの。

 

 * さて、これはナンでしょう?

露店の駄菓子やさんが並ぶ中で、一際目につくピンク。

ちゅうちゅう吸うのかしら。

いえいえ、アミの塩辛のような、こちらの調味料だそうです。

駄菓子やに置くなんて。

ちなみに、下の段のものも海藻か何かの乾物でした。

 

<ババ・ニョニャ博物館>

19世紀後半のババ・ニョニャの豪邸を公開している。

ここの子孫は現在広大な農園を所有している。

黒檀や大理石がふんだんに使われ、調度品や婚礼衣装、家具など、贅を尽くしたもの。

撮影禁止。外側だけOK。

  (ババ・ニョニャの家並)

    (入り口。奥に深く広く高い。凄い。)

* ババ・ニョニャ(ペラナカンともいう)

15世紀はじめ、中国明の時代、宦官鄭和が南海遠征の途中マラッカにより、その残留乗組員が定住し、男ばかりのため、マレーや近隣諸島の女性と結婚して海峡華人(ペラナカン)社会を築いた。そして、いわばハーフが生まれ、男子をババ、女子をニョニャとよぶ。代々融合して特徴ある文化を創った。

鉱物資源(錫など)開発やゴム園で大成功を収めてきた。

 

<青風亭(チェン・フー・ティン)>

華人によって1646年、鄭和のマラッカ寄港を讃えてたてられた仏教寺院。

華麗な建材、仏具は全て中国から取り寄せたもの。

当時のまま。

  (多くの華人が礼拝に訪れている。)

 周りには骨董屋や雑貨店が多い。チャイナ・タウンだ。雑貨店に、真っ赤な多分木製のサンダルが大小多数下がって、多分売っていた。多分縁起ものであろう。

 何だかご存知の方、教えてください!

<走るバンの中からマラッカ港を望む。>

クアラルンプールへの途中、30分強ほど、猛烈なスコールに見舞われ、渋滞にはまった。

 

<クアラルンプールに戻る。>

ザ・リージェント・ホテルに泊まるので、そこにチェック・イン。夕食まで休憩。

  (ホテルの窓からKLタワーの上部がみえる。明日の昼食は、あの回転展望レストランだ。)

 

  (見下ろすと、赤いモノレール。)

<民族舞踊レストランのスリ・マラユで食事。>

  (入り口)

  (内部)

   (民族楽器)

  (我らが仲間も飛び入り参加)

<ザ・リージェント・ホテルの夜の外観>

夜も更けました。

お疲れさん。

お休みなさい。

 

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