『モンマルトルのメグレ』

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読書日記

2019年09月08日

『モンマルトルのメグレ』 ジョルジュ・シムノン 河出文庫 680円+税 

2年振りに目を通した。一字一句じっくりと読んだ。
メグレは著者が生み出したパリ警察の警視。著者は多作家で400冊以上もの小説を書いたと言われる、ベルギー生まれで第一次大戦後フランスで作家活動に入った。昔、メグレをジャン・ギャバンが演じている。
モンマルトルのメグレとなっているが、原題は『ピクラッツのメグレ』。ピクラッツはモンマルトル場末の外人旅行者相手の小さな深夜営業ヌードキャバレーだ。
酒と麻薬と深夜の寒々とした世界が漂っている。何度読んでも読みごたえがある。

 

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