昨日上野に出かけた。
木枯らしが強かったためか、案外人出はなかった。
みんなビルの中にいた!
JR上野駅公園口前 東京文化会館
東京文化会館の隣りにある、ル・コルビュジエ設計になる開館50周年の国立西洋美術館(旧松方美術館)
東京文化会館内。
4階まで満席でした。
マチネで東京文化会館(上野)のベルガモ・ドニゼッティ劇場(イタリア)による『椿姫』を観た。
「椿姫」とはデュマ・フィス作の小説の題名で、ヴェルディはオペラで「ラ・トラビアータ(道を踏み外した女)」とした。
日本ではオペラでも椿姫というが、それは日本だけ。
ラ・トラビアータは観る度に涙涙。
今回は何とか堪えた!
ヴィオレッタ役のイリーナ・ドゥブロフスカヤがいい。
痩身で肺病末期の一見可憐な若い役にぴったり。
往々にしてよくある、死の床についている割りには太った女性ではない?!
演出もいい。
最後は大体死の床に横たわっているのだが、今回のは殆ど立って歩いたりする。
このラストシーンがよかった。
アルフレードは、アントーニオ・ガンディアが演じたが、意外や田舎のとっちゃん坊やと言った風。
声はよかった。
今年も、オペラに浸りそうな気配でーす、はい。
[10.01.11「ウイーン・フィル・ニューイヤー・コンサート]← | →[10.01.20「オペラサロン・トナカイ」] |
Copyright © Etsuko Shinozaki 2003-2015 all rights reserved